
歌川国貞「仮名手本忠臣蔵十一段目」
浪人となった赤穂藩士のうち大石良雄(内蔵助)をはじめとする47人は、主君の仇を討つため、翌1702年(元禄15年)12月14日、江戸の吉良邸に討ち入り、吉良の首を取った。
幕府内では赤穂浪士に対する同情的な意見もあったが、結局、47人全員に切腹が言い渡された。

赤穂浪士の討ち入りは、平和な元禄時代の大事件として騒ぎになった。そして、「仮名手本忠臣蔵」などの芝居になり、大人気を博した。
幕府内では赤穂浪士に対する同情的な意見もあったが、結局、47人全員に切腹が言い渡された。

赤穂浪士の討ち入りは、平和な元禄時代の大事件として騒ぎになった。そして、「仮名手本忠臣蔵」などの芝居になり、大人気を博した。
この時代の世界
参考書籍
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繪本仮名手本忠臣蔵 | ||
著者 | 安野光雅 | ||
出版社 | 朝日新聞出版 | ||
サイズ | 単行本 | ||
発売日 | 2010年09月 | ||
価格 | 3,080円(税込) | ||
ISBN | 9784022507839 | ||
歌舞伎の定番「仮名手本忠臣蔵」。大序から十一段目まで、舞台の展開にそって31の名場面がオールカラーでよみがえる。 | |||
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赤穂浪士(上巻) 改版 | ||
著者 | 大佛次郎 | ||
出版社 | 新潮社 | ||
サイズ | 文庫 | ||
発売日 | 2007年12月 | ||
価格 | 942円(税込) | ||
ISBN | 9784101083049 | ||
画期的な解釈と設定で、忠臣蔵小説の最高峰と讃えられ続ける名作が、今甦る。上巻では、元禄太平に勃発した浅野内匠頭の刃傷事件から、仇討ちに怯える上杉・吉良側の困惑、茶屋遊びに耽る大石内蔵助の心の内が、登場人物の内面に分け入った迫力ある筆致で描かれる。虚無的な浪人堀田隼人、怪盗蜘蛛の陣十郎、謎の女お仙ら、魅力的な人物が物語を彩り、鮮やかな歴史絵巻が華開く。 | |||
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赤穂浪士(下巻) 改版 | ||
著者 | 大佛次郎 | ||
出版社 | 新潮社 | ||
サイズ | 文庫 | ||
発売日 | 2007年12月 | ||
価格 | 942円(税込) | ||
ISBN | 9784101083056 | ||
二度目の夏が過ぎた。主君の復讐に燃える赤穂浪士。未だ動きを見せない大石内蔵助の真意を図りかね、若き急進派は苛立ちを募らせる。対する上杉・吉良側も周到な権謀術数を巡らし、小競り合いが頻発する。そして、大願に向け、遂に内蔵助が動き始めた。呉服屋に、医者に姿を変え、江戸の町に潜んでいた浪士たちが、次々と結集するー。壮大なスケールで武士道を捉えた歴史絵巻。 | |||
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赤穂浪士の実像 | ||
著者 | 谷口眞子 | ||
出版社 | 吉川弘文館 | ||
サイズ | 全集・双書 | ||
発売日 | 2006年07月 | ||
価格 | 1,870円(税込) | ||
ISBN | 9784642056144 | ||
日本人の心を魅了する『忠臣蔵』。討ち入り成功を前提に描かれた「勧善懲悪」の物語から赤穂事件を解き放つ、大石内蔵助、堀部安兵衛らの行動・思想をリアルタイムの感覚で捉え、等身大の赤穂浪士と事件の真相に迫る。 | |||
(この項おわり)
詳細は分かっていないが、吉良からいじわるをされた浅野は、江戸城中で吉良を斬りつけてしまう。この責任を取り、浅野は切腹、赤穂藩は取りつぶしとなった。