ペリー記念館・ペリー上陸記念碑

2020年11月13日 撮影
ペリー記念館
ペリー記念館(神奈川県横須賀市久里浜7丁目14番)は、1987年(昭和62年)、横須賀市の市制80周年を記念して建てられた。1階は黒船来航を再現したジオラマ模型の展示ホール、2階はペリー上陸にまつわる貴重な資料を展示するスペースとなっている。
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ペリー記念館
1853年(嘉永6年)7月14日、アメリカ東インド艦隊司令官ペリーが4隻の軍艦(黒船)を率いて浦賀にやって来た。艦隊は浦賀沖に停泊し、武装したボートを派遣して浦賀湾内の測量をすることで、幕府を威圧した。
幕府はペリー一行の久里浜への上陸を認め、アメリカ大統領フィルモアの国書がもたらされた。そこには、二国間の貿易や、石炭と必需品供給のための港の開港、捕鯨船の遭難者の保護などが記されていた。
ペリーは1年後に返事を聞くために再訪するとして、7月17日、艦隊は浦賀を離れた。わが国は開国へ向けて、一気に変化していくことになる。
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ペリー上陸記念碑
ペリー上陸記念碑(神奈川県横須賀市久里浜7-15)は、ペリー記念館を含むペリー公園の一角にある。
1901年(明治34年)7月14日、ペリー上陸と同じ日に除幕式が行われた。

碑文の「北米合衆国水師提督伯理上陸紀念碑」は、初代内閣総理大臣 伊藤博文の筆によるもの。

太平洋戦争で日米が敵対関係となったため、1945年(昭和20年)2月、この石碑は引き倒されたが、終戦後の11月、復元された。
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ペリー上陸記念碑
1947年(昭和22年)7月14日、ペリー上陸記念碑の前でペリー上陸95周年記念式典が行われ、これを機に毎年7月半ばには久里浜ペリー祭が行われるようになった。

1953年(昭和28年)、ペリー来航100周年が盛大に祝われ、ペリー公園が整備され、記念碑は再び日米友好のシンボルとしての役割を果たすようになった。
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交通アクセス

【鉄道】
  • 京急久里浜駅またはJR久里浜駅から久里浜循環バス「ペリー記念碑」下車
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出発地の最寄駅:

目的地:ペリー記念館

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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