城ヶ島灯台・安房崎灯台・馬の背洞門

2022年1月7日 撮影
城ヶ島灯台
城ヶ島灯台
城ヶ島灯台 (じょうがしまとうだい) (神奈川県三浦市三崎城ヶ島)は、三浦半島南端沖に浮かぶ城ヶ島のの長津呂崎にある灯台で、1870年(明治3年)、横須賀製鉄所首長のフランス人ヴェルニーによって初点灯を迎えた。

煉瓦作りで灯火までの高さ5.76メートルあったが、1923年(大正12年)、関東大震災により倒壊。1926年(大正15年)8月1日、コンクリート造りで再建され、現在にいたっている。
塔の高さは11.5メートル、海面から灯火までの高さは30.1メートル。実効光度は40万カンデラで、約28km彼方まで光が届く。
1991年(平成3年)、無人化した。
城ヶ島灯台の大きな写真大きな写真
(1578×2560 ピクセル, 1582 Kbyte)
城ヶ島灯台
城ヶ島灯台
晴れた日には、伊豆大島や富士山を望むことができる。
灯台のふもとには、お土産を扱う商店街が立ち並んでおり、新鮮な海産物を味わうことができる。
城ヶ島灯台の大きな写真大きな写真
(2560×1729 ピクセル, 1990 Kbyte)
海への祈り
海への祈り
付近一帯は城ヶ島灯台公園として整備されており、「海への祈り」というタイトルの銅像が建っている。「海、それは無限の可能性とロマンを秘めた人類最後のフロンティアである」という壮大な碑文が刻まされている。
城ヶ島から富士山を望む
城ヶ島から富士山を望む
城ヶ島から富士山を望む。

1648年(正保4年)、三崎奉行の安部次郎兵衛が城ヶ島東端の安房崎に烽火台を設置。これが西端に移設され城ヶ島灯台となった。
城ヶ島から富士山を望むの大きな写真大きな写真
(1920×1266 ピクセル, 911 Kbyte)
安房崎灯台
安房崎灯台
その後長い間、東端には灯台がなかった。地元の陳情を受け、1962年(昭和37年)、安房崎灯台 (あわさきとうだい) が建設された。老朽化したため、城ヶ島公園内に移転新築し、三浦大根をモチーフにデザインされた三角屋根の灯台に生まれ変わった。
安房崎灯台の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2073 Kbyte)
馬の背洞門
馬の背洞門
城ヶ島の南側に広がるテラス状の岩礁地帯に、高さ8メートル、幅6メートル、奥行き2メートルの海食洞があり、馬の背洞門と呼ばれている。地層は、第三紀層、鮮新統、三浦層群に属し、土質は凝灰質砂礫岩という柔らかい地層だ。
落石の危険があるため近づかないでほしい。
馬の背洞門の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2279 Kbyte)

交通アクセス

【鉄道+バス】
  • 京急久里浜線「三崎口駅」から京浜急行バス城ヶ島行き終点下車、徒歩5分

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
header