中高年の方はご記憶のことと思うが、GHQの指示により、1949年(昭和24年)に大蔵省の外局で、たばこ・塩・樟脳の独占販売を行っていた専売局が、日本専売公社として分離独立する。なお、同時期に国鉄(日本国有鉄道)が、1952年(昭和27年)に電電公社(日本電信電話公社)が誕生し、三公社五現業と呼ばれた。
中曽根康弘内閣により、1985年(昭和60年)4月に民営化。日本たばこ産業株式会社に、たばこの独占製造権と塩の専売権を継承させた。
たばこと塩の博物館は老朽化したため、日本たばこ産業の敷地にある倉庫を改装し、2015年(平成27年)4月に移転・開館した。
中曽根康弘内閣により、1985年(昭和60年)4月に民営化。日本たばこ産業株式会社に、たばこの独占製造権と塩の専売権を継承させた。
たばこと塩の博物館は老朽化したため、日本たばこ産業の敷地にある倉庫を改装し、2015年(平成27年)4月に移転・開館した。
塩(塩化ナトリウム)は生きていくために必須のミネラルだ。
海洋に囲まれた日本では、海水を蒸発させることで塩を手に入れることができるが、ヨーロッパの内陸部では、大昔に海水が陸上に閉じ込められて結晶化した岩塩を採取していた地域が多い。
海洋に囲まれた日本では、海水を蒸発させることで塩を手に入れることができるが、ヨーロッパの内陸部では、大昔に海水が陸上に閉じ込められて結晶化した岩塩を採取していた地域が多い。
岩塩は、ミネラルやイオウ、有機物の混入や、地層中で長期間にわたって放射線を浴びることによって生じた格子欠陥などにより、さまざまな色が付いている。
2002年(平成14年)の冬季オリンピックが開催された米ユタ州のソルトレイクシティは、その名が示すとおり、イスラエルの死海のように海水より塩分が濃い湖「グレートソルトレイク」が広がる。
2002年(平成14年)の冬季オリンピックが開催された米ユタ州のソルトレイクシティは、その名が示すとおり、イスラエルの死海のように海水より塩分が濃い湖「グレートソルトレイク」が広がる。
常設展示室「たばこの歴史と文化」に入ると、マヤ文明の古代都市遺跡にある十字の神殿に突き当たる。
カン・バラム2世(在位684~702年)の時代に造営されたもので、中央のレリーフの右側がカン・バラム2世、左側がパカル王といわれている。
カン・バラム2世(在位684~702年)の時代に造営されたもので、中央のレリーフの右側がカン・バラム2世、左側がパカル王といわれている。
世界中の喫煙具。
交通アクセス
【鉄道】
- 東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」下車、徒歩8分
- 都営浅草線「本所吾妻橋駅」下車、徒歩10分
- 東京メトロ半蔵門/都営浅草線/京成線/東武スカイツリーライン「押上駅」下車、徒歩12分
参考サイト
- たばこと塩の博物館
- たばこと塩の博物館公式@tabashio_museum:Twitter
- 道の駅すず塩田村では手塩にかけた粗塩を実演販売:ぱふぅ家のホームページ
- 『タバコ狩り』――科学的に健康被害は証明されているのか?:ぱふぅ家のホームページ
近隣の情報
- たばこと塩の博物館:ぱふぅ家のホームページ
- 東京スカイツリーから見る夜景:ぱふぅ家のホームページ
- 亀戸天神社から東京スカイツリーを眺める:ぱふぅ家のホームページ
- 建設中の東京スカイツリー:ぱふぅ家のホームページ
- アサヒビール本社とスーパードライホール:ぱふぅ家のホームページ
- 言問橋と東京スカイツリー:ぱふぅ家のホームページ
- 地下鉄浅草駅は日本で3番目の地下街:ぱふぅ家のホームページ
- 浅草駅は開業当時の姿に復元:ぱふぅ家のホームページ
- 亀戸天神社は藤まつりが有名:ぱふぅ家のホームページ
- 神谷バーのデンキブラン:ぱふぅ家のホームページ
- 雷門と松下幸之助:ぱふぅ家のホームページ
- 待乳山聖天は大根まつりで有名:ぱふぅ家のホームページ
- 浅草寺の屋根瓦はチタン製:ぱふぅ家のホームページ
- 東武博物館と5号機関車:ぱふぅ家のホームページ
- 浅草寺で「金龍の舞」、3年ぶりに練り歩き復活(2022年10月21日)
- 高さ634メートルからの「にらみ」(2022年5月23日)
- 地上375m、雪払い準備(2021年12月8日)
- 助けて!チンアナゴが人の存在を忘れそう(2020年4月29日)
- 浅草寺・雷門の大提灯、静かなお披露目(2020年4月20日)
- 東京・浅草寺の「扁額」74年ぶり新調空襲で焼失(2019年5月7日)
- 紅白の梅から甘い香り(2019年3月9日)
- プラレール60周年、東京・両国に巨大展示(2019年2月9日)
- 東京スカイツリーで「初日の出」天望デッキに900人(2019年1月1日)
- 仲見世商店街に「亥」の巨大絵馬(2018年12月20日)
- スカイツリーが5色にライトアップ(2018年7月25日)
(この項おわり)
3万点の資料と、肉筆浮世絵83点、浮世絵版画1550点余、版本300点などの美術品も所蔵している。
玄関にあるブロンズ製のシンボルモニュメントは、1978年(昭和53年)、日本専売公社によって渋谷公園通り沿いにたばこと塩の博物館を開設したときに制作されたもの。その原型は、19世紀初頭、スウェーデンのエスキルスッナのたばこ屋が室内用看板として使用していたもので、現在ストックホルムのタバコ&マッチ博物館に展示されている。