
『SHIROBAKO』デザインマンホール 劇場版

『SHIROBAKO』デザインマンホール テレビ版

『SHIROBAKO』デザインマンホール すきっぷ通り
こちらは、武蔵境駅北口にある、すきっぷ通りを背景にしたデザインマンホール。

JR武蔵境駅北口
『SHIROBAKO』のデザインマンホールがあるのは、JR中央線「武蔵境駅」の北口だ。

『SHIROBAKO』デザインマンホール 劇場版
駅前ロータリーの角にある渡辺ビルの前の歩道に劇場版のデザインマンホールがある。

『SHIROBAKO』デザインマンホール すきっぷ通り
そこから少し東寄りのコンビニの前に、すきっぷ通りを背景にしたデザインマンホールがある。

『SHIROBAKO』デザインマンホール 劇場版
3つめのデザインマンホール――劇場版は、すきっぷ通りを通り抜けた北側の出口にある。

すきっぷ通り

すきっぷ通り

すきっぷ通り

すきっぷ通り

宮森あおい
だが、武蔵野市とその周辺にはアニメ関連企業が多いことと、現実にある街が背景になっていることから、リアルなアニメに仕上がっている。

すきっぷ通りにはデザインマンホール設置を祝って、『SHIROBAKO』の主要登場人物5人の幟が掲げられていた。

主人公の宮森あおいは、武蔵野アニメーション入社1年目の新人で、『えくそだすっ!』の制作進行を任される。テレビ版から4年後の劇場版では、下請けスタジオに逆戻りした武蔵野アニメーションを支え、アニメ映画『空中強襲揚陸艦SIVA』のラインプロデューサーを引き受ける。

すきっぷ通りにはデザインマンホール設置を祝って、『SHIROBAKO』の主要登場人物5人の幟が掲げられていた。

主人公の宮森あおいは、武蔵野アニメーション入社1年目の新人で、『えくそだすっ!』の制作進行を任される。テレビ版から4年後の劇場版では、下請けスタジオに逆戻りした武蔵野アニメーションを支え、アニメ映画『空中強襲揚陸艦SIVA』のラインプロデューサーを引き受ける。

安原絵麻
安原絵麻は、あおいと同学年の武蔵野アニメーションのアニメーターで、キャリア1年半で原画担当へ昇格した。真面目で几帳面な仕事をするが、作画監督からは、後工程の動画の作業を意識した原画になっていないという厳しい評価を受ける。その後、他人を頼ったり仕事を参考にするなど、技術の幅を広げていく。

坂木しずか
坂木しずかは、あおいと同学年で赤鬼プロダクションに所属する声優の卵。居酒屋「松亭」でアルバイトをしながらオーディションに挑戦している。『第三飛行少女隊』のオーディションには落ちるものの、追加キャラクター・ルーシー役で出演することになった。劇場版では『空中強襲揚陸艦SIVA』にオーディションに応募する。

藤堂美沙
藤堂美沙は、あおいの1年後輩で、CG制作会社スーパーメディア・クリエイションズからスタジオカナブンに移籍し、3Dクリエイターの技術を磨いている。劇場版では新人CGクリエイターへ指導する立場になった。



今井みどり
今井みどりは、あおいの1年後輩で、脚本家志望の大学生。好奇心旺盛で資料をまとめる能力に長けており、あおいのディーゼル車についての調べ物を手伝って整理した資料が武蔵野アニメーションの中で知れ渡り、「ディーゼルさん」と呼ばれるようになる。アルバイトとして『第三飛行少女隊』の設定制作に参加。劇場版では脚本家になっており、SIVAの脚本に参加する。

武蔵境駅100周年
すきっぷ通りは、武蔵境開業100周年を迎えた1989年(昭和64年)にリニューアルし、記念のプレートが歩道に埋め込まれている。

武蔵野プレイス

アニメ聖地88
一般社団法人アニメツーリズム協会が、毎年実施するアニメ聖地投票をベースに、88箇所の聖地を発表している。

その2024年(令和6年)版では、『SHIROBAKO』劇場版の聖地として武蔵野市が選ばれた(52番)。
武蔵野プレイスの入口には、アニメ聖地88のスタンプ台がある。

その2024年(令和6年)版では、『SHIROBAKO』劇場版の聖地として武蔵野市が選ばれた(52番)。
武蔵野プレイスの入口には、アニメ聖地88のスタンプ台がある。
武蔵野市周辺のアニメ制作会社
武蔵野市周辺にアニメ関連企業が多いのは、1956年(昭和31年)に東映が日本動画(1948年設立)を買収してつくった東映動画(現・東映アニメーション)が発足し、練馬の東映東京撮影所に隣接してスタジオを構えたことに端を発する。東映動画と協業していた虫プロ(1961年設立)は練馬区に、Aプロダクション(現・シンエイ動画;1965年設立)は渋谷にあった。

アニメ制作は今も昔も労働集約型産業であり、制作期間中に多くのスタッフをかき集めなければならない。そして、デジタル化もネットも無かった時代、資料や成果物の実体を運搬しなければならなかった「白箱」もその1つだ。このため、貸しビルの多い中央線・西武線沿線に下請け会社が次々と立ち上がり、また、そこには、フリーランスとして絵を描ける人たちが多く住んでいた。主人公の宮森あおいは、アニメ制作のための労働力をを集め、仕事を割り振る仕事を担当している。
ちなみに、『SHIROBAKO』を制作した P.A.WORKS は富山県南砺市に本社を置くアニメ制作会社だが、小平市内にスタジオを保有している。

アニメ制作は今も昔も労働集約型産業であり、制作期間中に多くのスタッフをかき集めなければならない。そして、デジタル化もネットも無かった時代、資料や成果物の実体を運搬しなければならなかった「白箱」もその1つだ。このため、貸しビルの多い中央線・西武線沿線に下請け会社が次々と立ち上がり、また、そこには、フリーランスとして絵を描ける人たちが多く住んでいた。主人公の宮森あおいは、アニメ制作のための労働力をを集め、仕事を割り振る仕事を担当している。
ちなみに、『SHIROBAKO』を制作した P.A.WORKS は富山県南砺市に本社を置くアニメ制作会社だが、小平市内にスタジオを保有している。
D.タツノコプロ‥‥1962年(昭和37年)創業の老舗アニメ制作会社。『宇宙エース』『マッハGoGoGo』『ハクション大魔王』『科学忍者隊ガッチャマン』『タイムボカン』シリーズなど多くの名作を世に送り出している。三鷹駅の近くにある。
E.サンライズ(現:バンダイナムコフィルムワークス)‥‥虫プロから独立した有志によって1972年(昭和47年)に設立。1979年(昭和54年)制作の『機動戦士ガンダム』によりリアルロボットブームを巻き起こした。かつて本社が上井草にあった。
F.シャフト‥‥1975年(昭和50年)に、虫プロやシンエイ動画の仕上スタジオとして創業。1980年代前半にアニメ制作会社に転身し、『化物語』『魔法少女まどか☆マギカ』を世に送り出す。杉並区上井草にある。
G.ぴえろ‥‥1979年(昭和54年)にNHKアニメ『ニルスのふしぎな旅』を制作するため、タツノコプロから独立した有志が集まり、『魔法の天使クリィミーマミ』でブレイクした。『NARUTO -ナルト-』『BLEACH』などを制作。三鷹市にある。
H.スタジオジブリ‥‥アニメ映画『風の谷のナウシカ』のヒットを受け、徳間書店の出資で1985年(昭和60年)に吉祥寺にある貸しビルの一角で旗揚げ。宮崎駿さんを監督とする『天空の城ラピュタ』を皮切りに、劇場版長編アニメで人気を博す。現在の本社は小金井市。
I.Production I.G‥‥1987年(昭和62年)にタツノコプロから分かれ、『攻殻機動隊』『ハイキュー!!』などを制作。三鷹駅の近くにある。
J.ボンズ‥‥サンライズから独立したスタッフが1998年(平成10年)に設立。『鋼の錬金術師』『僕のヒーローアカデミア』「エウレカセブン」シリーズなどを手掛けている。本社は杉並区井草。
K.A-1 Picturesは、ソニーグループのアニメ会社として2005年(平成17年)に杉並区に誕生。『アイドルマスター シンデレラガールズ』『アルドノア・ゼロ』『かぐや様は告らせたい』などを世に送り出している。
L.ウィットスタジオ‥‥Production I.Gから独立したスタッフらが2012年(平成24年)に設立した。『進撃の巨人』『甲鉄城のカバネリ』『SPY×FAMILY』などを手掛ける。タツノコプロと同じビルに本社がある。
E.サンライズ(現:バンダイナムコフィルムワークス)‥‥虫プロから独立した有志によって1972年(昭和47年)に設立。1979年(昭和54年)制作の『機動戦士ガンダム』によりリアルロボットブームを巻き起こした。かつて本社が上井草にあった。
F.シャフト‥‥1975年(昭和50年)に、虫プロやシンエイ動画の仕上スタジオとして創業。1980年代前半にアニメ制作会社に転身し、『化物語』『魔法少女まどか☆マギカ』を世に送り出す。杉並区上井草にある。
G.ぴえろ‥‥1979年(昭和54年)にNHKアニメ『ニルスのふしぎな旅』を制作するため、タツノコプロから独立した有志が集まり、『魔法の天使クリィミーマミ』でブレイクした。『NARUTO -ナルト-』『BLEACH』などを制作。三鷹市にある。
H.スタジオジブリ‥‥アニメ映画『風の谷のナウシカ』のヒットを受け、徳間書店の出資で1985年(昭和60年)に吉祥寺にある貸しビルの一角で旗揚げ。宮崎駿さんを監督とする『天空の城ラピュタ』を皮切りに、劇場版長編アニメで人気を博す。現在の本社は小金井市。
I.Production I.G‥‥1987年(昭和62年)にタツノコプロから分かれ、『攻殻機動隊』『ハイキュー!!』などを制作。三鷹駅の近くにある。
J.ボンズ‥‥サンライズから独立したスタッフが1998年(平成10年)に設立。『鋼の錬金術師』『僕のヒーローアカデミア』「エウレカセブン」シリーズなどを手掛けている。本社は杉並区井草。
K.A-1 Picturesは、ソニーグループのアニメ会社として2005年(平成17年)に杉並区に誕生。『アイドルマスター シンデレラガールズ』『アルドノア・ゼロ』『かぐや様は告らせたい』などを世に送り出している。
L.ウィットスタジオ‥‥Production I.Gから独立したスタッフらが2012年(平成24年)に設立した。『進撃の巨人』『甲鉄城のカバネリ』『SPY×FAMILY』などを手掛ける。タツノコプロと同じビルに本社がある。
交通アクセス
【鉄道】

- JR中央線「武蔵境駅」北口下車、徒歩約1分

参考サイト
- アニメ「SHIROBAKO」
- 武蔵境エリアのデザインマンホール!:武蔵野市
- 武蔵境にデザインマンホールが設置されました:武蔵野市観光機構
- 武蔵野プレイスは居心地の良い貝殻状の空間
- すきっぷ通り商店街【公式】@skip_st_pr:Twitter(現・X)
近隣の情報
- 武蔵境にアニメ『SHIROBAKO』のデザインマンホール設置:ぱふぅ家のホームページ
- 中央線高架化(武蔵境駅):ぱふぅ家のホームページ
- ムーバス新路線「境西循環」が運行開始:ぱふぅ家のホームページ
- 武蔵野プレイスは居心地の良い貝殻状の空間:ぱふぅ家のホームページ
- 歴史資料展「境村の歴史」:ぱふぅ家のホームページ
- 三鷹車両センターの夜景、三鷹跨線人道橋:ぱふぅ家のホームページ
- 多摩湖自転車道を走って狭山公園へ:ぱふぅ家のホームページ
- 多摩湖自転車道を走る:ぱふぅ家のホームページ
- 武蔵野市の野菜探検隊に参加:ぱふぅ家のホームページ
- ムーバス新路線「吉祥寺・三鷹循環」:ぱふぅ家のホームページ
- ディラ三鷹(Dila MITAKA)はJR三鷹駅の駅ナカ商店街:ぱふぅ家のホームページ
- 三鷹駅にSuica専用改札口:ぱふぅ家のホームページ
- 三鷹駅北口イルミネーションは武蔵野市の冬の風物詩:ぱふぅ家のホームページ
- 三鷹駅の路上禁煙地区:ぱふぅ家のホームページ
- ソメイヨシノ in 三鷹:ぱふぅ家のホームページ
- オリエントキャラバン in 中近東文化センター:ぱふぅ家のホームページ
- むさしの市民公園でテントウムシを観察:ぱふぅ家のホームページ
- むさしのエコreゾートの桜ガイドウォーキング:ぱふぅ家のホームページ
- 夏休みごみ探検隊:ぱふぅ家のホームページ
- NTT技術史料館では日本の電話・ネットワーク史の実物を展示:ぱふぅ家のホームページ
- 都立野川公園でバーベキュー:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)
写真は、武蔵境駅北口にある劇場版をイメージしたデザインマンホール。