西暦1568年 - ネーデルランド独立戦争

スペインからの独立
オラニエ公ウィレム1世
スペイン領ネーデルラント(現在のオランダとベルギー)は、毛織物業や貿易で栄え、スペイン王国の至宝と言われていた。しかし、スペイン国王フェリペ2世は、ネーデルラントの貿易を支配するために1万人の軍隊を駐留し、商工業者の多くを占めるカルヴァン派を弾圧し、カトリックを強要した。このため、多くの処刑者や亡命者を出した。

1568年、エグモント伯やオラニエ公ウィレムなどが抵抗運動をはじめ、ネーデルランド独立戦争(オランダ独立戦争、八十年戦争)に発展する。亡命していたカルヴァン派はゼーゴイセン(海の乞食団)を組織し、スペインの貿易船を襲った。
その後、オラニエ公ウィレムによってユトレヒト同盟が結ばれ、1581年に北部7州がネーデルラント連邦共和国の独立を宣言する。オラニエ公ウィレムは初代総督に就任する。そして、1609年休戦条約が締結される。

ネーデルラント(オランダ)は、1602年、東インド会社・西インド会社を設立し、アジア・ヨーロッパを結ぶ貿易で活躍する。

オランダではカトリックではなくカルヴァン派が主流であったため、出島において日本との交易も認められることになる。

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