西暦1602年 - オランダ東インド会社設立

世界初の株式会社
VOCアムステルダム本社のロゴ
イギリス東インド会社に遅れること2年、1602年に設立されたオランダ東インド会社(VOC;Vereenigde Oostindische Compagnie)は世界初の株式会社といわれる。

当時の貿易は、1つの航海毎に「座」を開いて出資金をつのる「当座会社」が運営に当たっていた。しかし、貿易船が沈んだりすると資金の回収ができなくなる博打のようなものであった。
そこでオランダは、14の当座会社を統合し、国王を総裁にして軍事・外交・行政の特権をも持たせた株式会社組織として東インド会社をスタートさせた。こうすれば出資者のリスクは分散されることになり、組織が安定し、人材も集まるようになる。
また、金より高いと言われた東方の香辛料の価格を安定させるため、事前に価格を決めておく先物取引が誕生した。

なお、1604年にはフランスも東インド会社を設立している。

この時代の世界

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(この項おわり)
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