
1861年、フランスのミショー親子が回転式ペダルを開発し、自転車のスピードが向上した。
当時はチェーンではなく前輪に直結したペダルによって回転させていたため、スピードを上げるためには前輪を大きくするしか方法がなかった。後輪の3倍の直径の前輪を持つオーディナリ型が登場するが、きわめて不安定なものだった。
1885年、イギリスのスターリーが、ペダルの運動を後輪に伝えるチェーンを開発し、自転車の安定性は飛躍的に高まった。
当時はチェーンではなく前輪に直結したペダルによって回転させていたため、スピードを上げるためには前輪を大きくするしか方法がなかった。後輪の3倍の直径の前輪を持つオーディナリ型が登場するが、きわめて不安定なものだった。
1885年、イギリスのスターリーが、ペダルの運動を後輪に伝えるチェーンを開発し、自転車の安定性は飛躍的に高まった。
この時代の世界
(この項おわり)
ドライジーネは木製の二輪車で、前輪を動かす「舵」はあったもののペダルはついておらず、足で地面を蹴って進む乗り物だった。それでも3時間かかる見回りを1時間でできるようになったという。