1981年(昭和56年)のグッドデザイン賞受賞。
FX-502P との違いは、英大文字・小文字を表示できるようになったこと。
これにより、命令文をコードでなく英字で表示できるようになり、入力・デバッグの効率が格段に良くなった。
容量が倍増したことで、ハレー彗星の位置予報プログラムの処理時間が短縮できた。3回の位置予報を出すのに10分で済むようになった。
FX-502P との違いは、英大文字・小文字を表示できるようになったこと。
これにより、命令文をコードでなく英字で表示できるようになり、入力・デバッグの効率が格段に良くなった。
容量が倍増したことで、ハレー彗星の位置予報プログラムの処理時間が短縮できた。3回の位置予報を出すのに10分で済むようになった。
カセットインターフェース FA-1 を介して、BEEP音を使った音楽演奏ができる。ラヴェルのボレロを、x>=0命令とGOTO命令を使ってループ演奏するプログラムを作ったりした。
主要スペック
項目 | 仕様 | コメント |
---|---|---|
表示桁数 | 11桁+3桁 | 11桁部分はアルファベット大文字・小文字表示可能。 |
搭載関数 | 50 | FX-502Pと同じ。 |
記憶容量 | 512ステップ | プログラムはFX-502P互換 |
消費電力 | 0.0018W | いまのPCに比べたら圧倒的に少ない。 |
電源 | CR-2032電池×2個 | |
サイズ | 71mm(W)×140(H)mm×11mm(D) | |
重量 | 100グラム(電池を除く) |
参考サイト
- FX-602P Simulator
- プログラム電卓「FX-502P」でプログラミングを学ぶ:ぱふぅ家のホームページ
- ポケットコンピュータ「PC-1255」でBASICを学ぶ:ぱふぅ家のホームページ
- シャープ「MZ-1500」でパソコンデビュー:ぱふぅ家のホームページ
これまでお世話になったコンピュータ
- 1978年:カシオ FX-31
- 1979年:カシオ FX-502P
- 1981年:カシオ FX-602P
- 1983年:シャープ PC-1255
- 1984年:シャープ MZ-1500
- 1985年:シャープ MZ-2521
- 1989年:東芝 J-3100SS
- 1990年:東芝 J-3100GS
- 1991年:エプソン PC CLUB
- 1995年:NEC PC-9801BX3
- 1995年:アップル Performa 5220
- 2001年:アップル PowerBook G4
- 2003年:富士通 FMV LIFEBOOK 7140MR4
- 2006年:アップル MacBook
- 2008年:パナソニック Let's note CF-Y7D
- 2008年:アップル MacBook
- 2008年:ソーテック C101B4
- 2012年:Panasonic Let's note CF-SX1
- 2013年:アップル MacBook Pro 13インチ
- 2013年:アップル MacBook Pro 15インチ
- 2014年:アップル iMac 27インチ
- 2015年:カシオ fx-JP900
- 2018年:Panasonic Let's note CF-SZ6
- 2019年:アップル MacBook Pro 13-inch 2019
- 2021年:ASUS ROG Zephyrus G14
(この項おわり)
FX-502P に比べてプログラム容量が512ステップと倍増した。プログラムや周辺機器は FX-502P のものをそのまま利用できる。