ノート型パソコン「FMV LIFEBOOK 7140MR4」はPentium M搭載

2003年5月 購入
LIFEBOOK 7140MR4
転職後、初めて使うことになったビジネスPCは、富士通のノートPC「FM V LIFEBOOK 7140MR4」であった。

仕事柄、Windowsマシンでなければならないこと、デモアプリケーションを入れる関係でメモリが1Gバイト必要なことから、この機種を選んだ。
本当は松下電器のLet's noteが欲しかったのだが、仕事でワガママを言うわけにはいかない。
実際、モバイルで使うには重い。
カタログ重量2.6kgだが、これはCDドライブを除いた値である。ACアダプタが大きく、CDを加えた総重量は3.5kgを超える。おかげさまで、出張用旅行鞄を1つ壊してしまった。

バッテリ駆動時間は、カタログスペックの5.7時間というのはオーバーだが、最初は4時間くらいは使うことができた。PentiumMさまさまである。
しかし、購入後1年半で1時間半程度まで劣化してしまった。

ディスプレイは1024ドット×768ドットであるものの、14インチと大きく、商談の際に便利である
また、外部ディスプレイ出力はプロジェクタへのミラーリングができるのはもちろんのこと、液晶モニタなどを接続してマルチディスプレイにも対応している。これは統合チップセット855GMの機能である。
会社のデスクでは15インチ液晶ディスプレイを接続してマルチモニタにして、片方でブラウザを開いて調べ物をして、もう一方でOffice製品を使った資料作成を行うようにしている。

ところが、購入後1年半で故障してしまった。原因は、ACアダプタを差し込むプラグがマザーボードから剥がれてしまったため。
予兆はあった。ACプラグを差し込んだときの遊びが大きくなり、プラグが熱をもつようになっていた。これと関係するのかどうか分からないが、内蔵ファンの音も日増しにうるさくなっていた。しかし、仕事が忙しいのにかまけて放置していると、ある日突然、パチッと火花が散って、そのまま充電が不可能な状態に。急いで次のビジネスPCを探したのは言うまでもない。(PCが無いと仕事にならない)

メールや作業中の書類など、業務で欠かせないデータは会社のファイルサーバに定期バックアップをとってあるので、万が一HDDがクラッシュしていたとしても業務には支障をきたさないようにしている。
その上で、7140からHDDを取り出し、手持ちの2.5インチケースに入れて、すべてデータをすべて移動した。データ移行については、7140MG4のクリーンインストールを2回行った経験をメモしておいたので、アプリケーションのインストールを含めてほぼ1日で終わった。
長年PCと付きあっているせいか、乗換も淡々と進んだ。

主要スペック

項目 仕様 コメント
CPU Pentium M 1.4MHz Officeやインターネット利用で困ることはない。
メモリ 128Mバイト~1Gバイト  
OS Windows XP Professional / Windows 2000(SP3) Windows 2000を選択した。
表示機能 本体(14インチ) 1024×768ドット(XGA)/1677万色
外部  1600×1200ドット/1677万色
外部で1600×1200ドット表示できるのはありがたい。
HDD 20Gバイト~80Gバイト  
内蔵ドライブ CD-ROM/R/RW/DVD-ROM
取り外し可能
 
インターフェース アナログRGB×1
RS-232C×1
セントロニクス×1
PS/2 MINI×1
アナログ・ヘッドフォン×1,マイク×1
100Mbps LAN ×1
赤外線通信×1
USB 2.0×2
IEEE1394(オプション)
無線LAN(オプション)
モデム(オプション)
セントロニクスやPS/2を搭載している点で時代を感じる。
バッテリ駆動時間 最大 5.7時間 Pentium Mのおかげで省電力だが、1年半でバッテリーが劣化してしまった。
最大外形寸法 (W)325.5×(D)272.5×(H)36.5~40.7mm  
重量 2.65kg(CDドライブ、バッテリ除く) ACアダプタ、CDドライブを加えた総重量は3.5kgを超え、かなり思い。

これまでお世話になったコンピュータ

ぱふぅ家の歴代パソコン
(この項おわり)
header