西暦1582年 - 本能寺の変

織田信長が自刃、豊臣秀吉が後継者に

信長のイチゴパンツ (1582) を狙う明智光秀

信長公廟
1582年6月21日(天正10年6月2日)、明智光秀 (あけちみつひで) は謀反を起こし、京都・本能寺に宿泊していた主君である織田信長を襲い、自害に追い込んだ。

ちなみに、イチゴは明治末期に日本へ渡来した外来品種であり、戦国時代には影も形もなかったはずである。

本能寺

本能寺
本能寺(京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町522)は、1415年(応永22年)、日隆によって創建された法華宗本門流の寺院である。

山崎の戦い、清洲会議、太閤検地

本能寺から1.2km離れた妙覚寺にあった長男の織田信忠 (おだ のぶただ) は、信長救援を諦め、500名余りの手勢と二条城に移動した。しかし、明智勢1万に攻め寄せられ、自刃した。

本能寺の変で先鋒となった明智秀満 (あけち ひでみつ) 左馬助 (さまのすけ) )は、安土城を奪おうとする。
一方、豊臣秀吉は、1582年(天正10年)7月2日、山崎の戦いにおいて明智光秀を打ち破る。
この知らせを受け、秀満は安土を発して坂本へ向かった。大津で秀吉方の堀秀政と遭遇するが、秀満は戦闘を避け、愛馬に乗って琵琶湖を渡ったという(左馬助の湖水渡り)。
14日、秀政は坂本城を包囲し、秀満は自刃する。

7月16日、豊臣秀吉は清洲城における会議において、信長の嫡男・織田信忠の長男・三法師(織田秀信)を擁立し、実質的な後継者となった。
豊臣秀吉は、山城の国(現在の京都府)を皮切りに太閤検地に着手する。

明智光秀の足跡

NHK大河ドラマ第59作『麒麟がくる』(2020年1月~12月放映)は、明智光秀の生涯を描く。4Kでフル撮影し、最新の研究成果も踏まえ従来と異なる新たな解釈で戦国時代の英雄たち――斎藤道三、足利義昭、織田信長、徳川家康ら――を描く。

この時代の世界

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参考書籍

表紙 信長謀殺の謎 織田信長謀殺の朝廷疑惑人脈を追う
著者 桐野作人
出版社 ファラオ企画
サイズ 単行本
発売日 1992年12月01日頃
価格 1,601円(税込)
ISBN 9784894090484
日本史上最大の英雄・織田信長を葬ったのは誰だったのか。信頼できる史料を駆使しながら大胆な推理手法を取り入れて本能寺の変の真相に迫る驚天動地の歴史ノンフィクション。
 

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(この項おわり)
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