東寺は東寺真言宗の総本山で、教王護国寺とも呼ばれる。
平安京遷都にあたり、左京と右京を守る王城鎮護の寺として、正門にあたる羅城門の東西に東寺と西寺の建立が計画された。東国と西国とを守る国家鎮護の寺という意味合いも込めて、この名が付いた。
五重塔の北側にある瓢箪池に、五重塔と月が反射して、幻想的な風景となった。
瓢箪池は五重塔とともに池泉回遊式庭園の要素になっている。
平安京遷都にあたり、左京と右京を守る王城鎮護の寺として、正門にあたる羅城門の東西に東寺と西寺の建立が計画された。東国と西国とを守る国家鎮護の寺という意味合いも込めて、この名が付いた。
五重塔の北側にある瓢箪池に、五重塔と月が反射して、幻想的な風景となった。
瓢箪池は五重塔とともに池泉回遊式庭園の要素になっている。
東寺は796年(延暦15年)に建立され、823年(弘仁14年)、空海に下賜された。この頃には金堂が完成していたと考えられている。826年(天長3年)、空海は五重塔の建設に着手するが、資金不足などで工事は難航し、完成したのは50年後、空海が没した後であった。
1055年(天喜3年)に落雷で焼失。その後も落雷や不審火で焼失・再建を繰り返し、現在の五重塔は5代目で、1644年(寛永21年)、徳川家光の寄進で建設された。内部には、心柱を大日如来に見立て金剛界四仏像と八大菩薩像が安置され、壁や柱には金剛界曼荼羅や八大龍王、真言八祖像が描かれている。
1055年(天喜3年)に落雷で焼失。その後も落雷や不審火で焼失・再建を繰り返し、現在の五重塔は5代目で、1644年(寛永21年)、徳川家光の寄進で建設された。内部には、心柱を大日如来に見立て金剛界四仏像と八大菩薩像が安置され、壁や柱には金剛界曼荼羅や八大龍王、真言八祖像が描かれている。
交通アクセス
【鉄道】
- 「京都駅」八条口より徒歩15分
- 近鉄・京阪電車「東寺駅」より徒歩10分
- 市バス18系統、71系統、207系統「東寺東門前」より徒歩1分
参考サイト
- 東寺
- 11月19日 部分月食:AstroArts
- 西暦804年 - 最澄、空海が唐へ:ぱふぅ家のホームページ
- 金剛峯寺は高野山真言宗の総本山:ぱふぅ家のホームページ
- 満濃池は日本最大の溜め池:ぱふぅ家のホームページ
- 比叡山延暦寺と高野山を比較する:ぱふぅ家のホームページ
近隣の情報
- 東寺・五重塔と部分月食/2021年11月19日:ぱふぅ家のホームページ
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過去の天文現象アルバム
月食予報
年月日 | 状況 | 地域 | 備考 |
---|---|---|---|
2023年10月29日 | 部分月食 | 全国 | 4~6時頃,食分0.128 小笠原諸島などでは月が欠けたまま沈む月入帯食 |
2025年3月14日 | 部分月食 | 関東以北 | ~18時頃,食分0.116 月出帯食 |
2025年9月8日 | 皆既月食 | 全国 | 1~5時頃 |
2026年3月3日 | 皆既月食 | 全国 | 19~22時頃 |
2028年7月7日 | 部分月食 | 全国 | 明け方,月没帯食 |
(この項おわり)
食の最大は18時頃で、全国どこでも月の高度は低かったが、地上の建造物と一緒にしたショットが撮れたと思う。写真は、京都のシンボルにもなっている国宝の東寺・五重塔(京都府京都市南区九条町1)を背景に撮影したもの。この五重塔の高さは54.8メートルあり、木造のものとしては日本一を誇る。