中世期、聖書はラテン語で読むものであった。しかしラテン語が得意ではない聖職者のために注釈という形で英語訳を付けるということが行われていた。
16世紀に入ると、宗教改革と対抗改革の各々が英語訳聖書を必要としたため、さまざまな英語訳の聖書が登場する。
そんな中、イギリス国王ジェームズ1世の命を受け、1611年に完成した英語訳聖書は「欽定訳聖書」(The King James Version : KJV, Authorized Version:AVとも)と呼ばれ、この後に続く英語翻訳に深い影響を与えたばかりか、英文学にも影響を与えたものとなる。
16世紀に入ると、宗教改革と対抗改革の各々が英語訳聖書を必要としたため、さまざまな英語訳の聖書が登場する。
そんな中、イギリス国王ジェームズ1世の命を受け、1611年に完成した英語訳聖書は「欽定訳聖書」(The King James Version : KJV, Authorized Version:AVとも)と呼ばれ、この後に続く英語翻訳に深い影響を与えたばかりか、英文学にも影響を与えたものとなる。