比叡山で初日の出

2019年1月1日 撮影
比叡山で初日の出
比叡山延暦寺(滋賀県大津市坂本本町4220)は、標高848メートルの比叡山全域を境内とする天台宗の総本山である。単に比叡山または叡山 (えいざん) と呼ばれることもある。2019年(平成31年)の初日の出は、ここで迎えることにした。
比叡山で初日の出の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 911 Kbyte)
比叡山で初日の出
天候は快晴。気温は0℃前後。雪が積もっており、寒い。
足下には雲海が広がり、幻想的な雰囲気となる。伝教大師 (でんぎょうだいし) 最澄 (さいちょう) も、こんな風景を見ながら布教活動をしていたのであろう。
比叡山で初日の出の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 1303 Kbyte)
比叡山で初日の出
叡山ロープウェイを降り、睡蓮の庭に向かって歩いて行くと、右側に展望台がある。ここから初日の出を見ることができる。
比叡山で初日の出の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 639 Kbyte)
比叡山で初日の出
麓のケーブル八瀬駅から叡山ケーブルに乗り込む。あたりはまだ暗い。
大晦日から元旦にかけ、叡山ケーブル、叡山ロープウェイ、比叡山・奥比叡縦走ドライブウェイは終夜営業している。
比叡山で初日の出の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1093 Kbyte)
比叡山で初日の出
叡山ロープウェイに乗っていると、だんだん空が白んできた。
比叡山で初日の出の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1092 Kbyte)
比叡山で初日の出
比叡山頂駅を降り、展望台へ向けて歩いて行く。
比叡山で初日の出の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 907 Kbyte)
比叡山で初日の出
東側約5kmの距離にある琵琶湖の対岸から太陽がのぼってくる。

写真の奥の方が琵琶湖の南端で、全長1400メートルの琵琶湖大橋が見える。

琵琶湖は、日本最大の淡水湖で、面積は669.26km2あり、滋賀県の面積の分の1を占める。地殻変動によってできた構造湖で、その成立は400~600万年前とされ、世界ではバイカル湖やタンガニーニ湖に次いで古いと考えられている。
比叡山で初日の出
午前7時4分、太陽がのぼってきた。
比叡山で初日の出
788年(延暦7年)、最澄が一乗止観院(現在の根本中堂)を建立したのが比叡山の始まりで、織田信長による焼き討ちの後、徳川家光が1634年(寛永11年)より8年の歳月をかけて再建した。
国宝であり、1994年(平成6年)に「古都京都の文化財」として世界遺産に登録された。
比叡山で初日の出
ガーデンミュージアム比叡の展望塔。モネやルノワールなど印象派の画家たちがキャンバスに描いた風景や花々の色彩をモチーフに作った庭園だが、この季節は雪に埋もれている。
根本中堂 - 比叡山延暦寺
根本中堂 2014年8月14日 撮影
延暦寺の大晦日行事の様子は、YouTube および ニコニコで生放送された。

交通アクセス

【鉄道】
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:比叡山延暦寺
比叡山 関連

近隣の情報

参考サイト

(この項おわり)
header