
スプートニク1号
一方、原水爆の実験にいち早く成功したことで科学技術分野で世界最先端にいると過信したアメリカ国民の間では、いわゆる「スプートニク・ショック」が起こった。
アメリカでは教育・軍事・科学技術部門の改革の必要性が認識され、翌1958年、アメリカ航空宇宙局(NASA)が設立される。また、1958年1月31日にエクスプローラー1号を打ち上げたが、重量はわずかに14キロであった。

だが、アポロ計画が始動するまで、アメリカの宇宙開発はソ連の後塵を拝することになる。
アメリカでは教育・軍事・科学技術部門の改革の必要性が認識され、翌1958年、アメリカ航空宇宙局(NASA)が設立される。また、1958年1月31日にエクスプローラー1号を打ち上げたが、重量はわずかに14キロであった。

だが、アポロ計画が始動するまで、アメリカの宇宙開発はソ連の後塵を拝することになる。
この時代の世界
参考書籍
(この項おわり)
直径58センチの球体に4本の棒状アンテナが付いており、重量は83キロ。衛星本体から電波を発信することで電離層の観測を行った。
さらに1957年11月3日には、犬を登場させた重量508キロのスプートニク2号が打ち上げに成功した。