西暦1621年 - オランダ西インド会社が設立

大西洋沿岸の貿易を独占
オランダ西インド会社
1621年、スペインと八十年戦争を繰り広げていたオランダは、中南米からスペインへ流入する大量の銀を叩く目的で、西インド会社を設立した。
1602年代、アジア貿易のために設立された東インド会社は有名だが、こちらはアフリカ西海岸からアメリカ大陸に及ぶ貿易の独占権を認められた会社である。資本金は東インド会社を上回る規模だった。
1648年に八十年戦争が終わると、西インド会社はその意義を失い、1674年にいったん解散した。同年9月、奴隷貿易会社として再び西インド会社が設立され、1791年まで続いた。

1626年頃、北米マンハッタン島の南端にオランダの植民地が建設され、ニューアムステルダムと命名され、西インド会社が管轄した。のちにニューヨークとなる。1652年、西インド会社は、現地住民やイギリス人からの攻撃に備え、ニューアムステルダムに防護壁を築いた。これがウォール街の語源である。この防護壁は実際に使われることなく、1699年に解体された。

1664年、フランスも西インド会社を設立した。

この時代の世界

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(この項おわり)
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