西暦1857年 - セポイの乱

インド帝国成立へ
セポイの乱
イギリス東インド会社のインド人傭兵部隊セポイ(ジバーヒー)たちは、1857年5月に蜂起する。セポイの乱である。
この反乱の直接的原因は、イギリスで新たに採用されたライフル銃の薬包にヒンドゥー教徒が神聖視する牛の脂とイスラム教徒が不浄とみなしている豚の脂が使われているというデマが流れたためである。その背景には、イギリスがインドの資源を奪い良質な綿製品を販売することでインド国内経済がインフレに陥ったにもかかわらず、セポイたちの給料が上がらなかったことなどがある。

イギリス軍は反乱軍を各個撃破し、1850年にはほぼ鎮圧される。

この反乱によってムガル帝国は完全に消滅するとともに、イギリスに反対する勢力も衰えた。イギリスは東インド会社にインド全土を統治させるのはリスクが高いと判断し、1858年のインド統治法で直接統治に切り替える。そして、1877年にはイギリスのヴィクトリア女王を皇帝とするインド帝国が成立する。

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