西暦1962年 - 首都高速道路が開通

約95パーセントが高架やトンネル
首都高1号線開通
1962年(昭和37年)12月20日、首都高速道路初の路線として、京橋~芝浦(4.5km)が開通する。
東京に高速道路を建設する構想は戦前からあったが、本格化したのは、高度経済成長が始まる1950年代後半になってからである。自動車の増加による交通渋滞が慢性化し、そのまま放置するわけにはいかなかったからだ。
1957年(昭和32年)7月、 建設省が「東京都市計画都市高速道路に関する基本方針」を発表する。1958年(昭和33年)、国会がオリンピック東京招致決議案を可決し、計画は加速した。しかし、道路用地を買収する資金も時間もない。そこで、江戸時代から残る堀や運河の上に高架の道路を造ることになる。
1959年(昭和34年)5月、東京オリンピックの開催が決定し、6月には首都高速道路公団が誕生した。オリンピックに間に合わせるため突貫工事が続き、1963年(昭和38年)12月20日、ようやく京橋~芝浦の4.5kmが開通した。
その異様な風景から、ソ連のSF映画『ソラリス』で未来都市のロケ地として首都高が選ばれた。

その後も延伸は続き、2020年(令和2年)12月現在、総延長は約330kmに達している。
首都高は、高架橋やトンネルなどの構造物の占める割合が約95パーセントと非常に高い。その6割が開通から30年を超え、50年以上経過している部分は全体の2割に達している。年間4万箇所の修理が発生しており、メンテナンスに大きな手間がかかっている。

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(この項おわり)
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