
ピエール・ジャンサン

ノーマン・ロッキャー
同年10月20日に、ノーマン・ロッキャーはピエール・ジャンサンとは独立して黄色い輝線を発見し、太陽のなかに未知の元素があると結論づけた。この元素はその後、ギリシャ語で「太陽」を意味するヘリオスから、「ヘリウム」(helium)と名付けられた。

2人の科学者の論文がフランス科学アカデミーに到着したのが全く同じ日であったため、2人とも発見者としての功績を認められた。

2人の科学者の論文がフランス科学アカデミーに到着したのが全く同じ日であったため、2人とも発見者としての功績を認められた。
この時代の世界
(この項おわり)
一方、イギリス人天文学者ノーマン・ロッキャーは、望遠鏡に分光写真器を取り付けることによって、日食を待たずに昼間でも太陽の彩層部分の観測ができるようにした。